バイマンの時は手を握って、テイたんの時は抱きしめて、その変化はキリコが、フィアナとの関係を通して相手に対する親愛の情をきちんと表現することができるようになったから、と言うような話で、でもそれには、フィアナを愛してそして喪うって言う段階が必要だったんだよなキリコ(´;ω;`) "愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことは、その次によい"っつーことなのかもだけど、悲しい。喪うことを通して人間性を取り戻すキリコは、逆に言うと喪い続けるしかないのか。生きること=失い続けること、と言うのは文学等では根底に横たわる不変なテーマだけど、キリコの場合は、生き直しと言うか、改めて人間になる、と言う段階があって、それに喪失と言うのが絡んで来る。喪うことがもう=でキリコのキャラそのものの一部と言うか、ぶっちゃけて悲しいことを言えば、「失わなければキリコじゃない」と言うくらいの勢いで。キリコはまあ、世界の喪失を全部背負った(背負わざるを得ない、ようするに神ポジ)キャラなのかもなー。
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