カムイがアイヌ語で神と言う意味、と言うのを思い出して、そうするとやっぱり、ボトムズと言う物語の下敷きとして、カムイ伝があってもおかしくはないなと思った。それと今火宅の人を再読中なんだけど、リツ子その愛とその死辺りで、少なくとも文章内での妻への献身っぷり(注: 作者の壇一雄は、男としては救いようのないろくでなし)がまんまサンサとかBB辺りのキリコで、あーあーあーと思ってたら、火宅の人内で、自分の放浪の癖について語ってて、さらにこの人、太宰と友人で、何かあると心中を誘われてたってので、太宰がボトムズに影響してるのはまあ前から感じてたけど、いわゆる無頼派の壇一雄も、やっぱりそういうののひとりだなあって思った、と言う話。
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