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オンで萌えを吐き出す世界ただいま。
構わずダダ漏れ。時々青いお空とかに反応投げ。ここのタイトルが時々近況報告。ブラウザバックで戻って下さい。
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2014年12月14日(日)
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009
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と言うわけで、まずはヴェニスに死す&愛の嵐な74与太話から。多分長いからたたむ。書き散らしなので、矛盾とかは放置でよろー。
ドイツとフランス辺りが戦争中、とか。
ロンドン郊外避暑地。友人を訪ねて滞在中のグレートさん。売れ掛けの俳優とか?
そこに家族でひっそりいるハインさん。多分16歳くらい。少年になりたてな感じで、すごい初々しい。家族はものすごい物静かで、ハインさんが家族外の人間と付き合うのをあからさまに嫌がってる。
グレートさんは持ち前のフレンドリーさで、とにかく人交わりがしたいハインさん(家族とだけで隠れ住んでて息が詰まる)と仲良くなるグレートさん。
発音やら英語の怪しさで、ハインさんが外国人と分かるけど、ハインさんはどこから来たかをはっきり言わない。
恋の話とかに当然なって、好きな子がいたこともないし、キスしたこともないって言うハインさんに、グレートさんが、
「それならわがはいがお相手つかまつろう。」
って冗談で言ったら、ハインさんが本気にして、キスの練習をする羽目になる。
夏の終わり、グレートさんがそこから去るよりひと足先に、突然姿を消すハインさん家族。去る前に、グレートさんに置手紙を残してるとかね。「また会えたら、いつか。教えてもらったキスの仕方が、役に立つといいな」みたいな、そういう。
グレートさんはそれを手に、「ああこの夏も終わりだなあ」ってすごい感傷的にハインさんのことを思い出して、自分はあの少年のことがすごい好きだったんだって気づく。ちょっと泣いてもいい。
さて、10年後くらい。
グレートさんは俳優はやめて、今はロンドンの小さなホテルの支配人。
ある時やって来た客が、前払いのためのクレジットカードにちょっと問題があるとかでフロントから呼び出されて、行ってみたら、その客がハインさんだった。名前が記憶と違うけど、そのことには触れずに、クレジットカードが大丈夫なことを確かめて、支払いの手続きを終わらせるグレートさん。
ふたりの間にものすごい緊張感が漂う。
フロントで確認すると、ハインさんはフランス人てことになってて、滞在は3日。
フランス人ってことはないだろうって思って、とりあえずハインさんをそっと監視することにするグレートさん。
ちょうどこの頃、ロンドンでは独仏戦争の終結の結果を快く思わない一部の人間がテロやってて、割りと国内は騒然中。独仏戦争で何でロンドン?と言うのは脳内でだけ突っ込んで放置。
多分英国は仏派で(有り得ないけど)、武器とか資本支援してたとか、そういう理由。後多分仏が勝ったけど、それには多大に英国の意見が影響してたとかさ。
とにかく、ロンドンはとにかくそういうテロで狙われてて、グレートさんは何となくの嗅覚で、ハインさんはそういうのに関係してるんじゃないかって考える。
で、当然グレートさんに気づいてるハインさんは、ある日グレートさんの仕事の終わるのを待って後を尾けて、グレートさんのアパートメントに押し込みをやる。当然武器つきで。
「こんな形で、あんたにまた会うとはな。」
「やめときな坊や、銃なんざおまえさんには似合わないぜ。」
「もうあの時みたいなガキじゃない。」
「・・・みたいだな。」
銃にはビビりつつも、冷静にハインさんと向き合うハインさん。
ハインさんもグレートさんのことはいい思い出なので、仲間に、身元がバレたら即口を封じろと言われてても、あっさりグレートさんを殺す気にはなれない。
ハインさんがテロリストの組織に関係してて、近々また何かやらかすためにロンドンに来た、と言う辺りを自分の推測交えて話をして、ハインさん本人から聞き出すグレートさん。
「一体全体、何だっておまえさんがそんなもんになっちまったんだ。」
昔の、まだ可愛らしい少年だったハインさんを思い出しながら、グレートさんが説得のつもりで訊くと、ハインさんは、イギリスでグレートさんと出会った後、スイス辺りへ向かう途中でフランス軍に見つかって、家族全員殺されそうになって、ハインさんはその時右腕を負傷、その後切断せざるを得なくなった。
そういう恨みが重なって、テロ集団に取り込まれて、で、今ロンドンにいると。
それには当然同情しつつ、かと言っておとなしく殺されるいわれもないグレートさんは、ロンドン愛とハインさん愛に苛まれつつ、一体どうしたいんだろうな自分は、と割りとのん気に悩む。
ハインさんも、自分の身元が割れてる以上、グレートさんを殺すしかないんだけど、そうしたくなくて、のん気に悩む。
結局仕方なく、アパートメントからグレートさんを出さない、と言う消極的策に一時的に落ち着くことにして、グレートさんの淹れてくれたお茶を一緒に飲む。
「懐かしいな、あの時も、あんたに会いに行くたびに、こうしてお茶を淹れてくれた。」
とか、当然昔話になるわけで。そしたら当然、キスの練習の話にもなるわけで。そして当然、練習は役に立ったか、と言う話になるわけで。当然、なるわけない、とハインさんは答えるわけで。
「・・・こんな体、誰にも見せられない。」
って右腕を押さえる。
「・・・おれには、見せてくれるかい・・・?」
と言う、お約束の展開になって、当然ふたりは旧交をあたためるといいと思う。
お互い、10年前の出会いに、何となく好き合ってて、でもひと夏だけのことだったし、再会があるなんて思ってなかったし、しかもこんな状況なので盛り上がる盛り上がる。
お互いもう相手を手放したくない状態まであっと言う間。
このままここにいられないし、ハインさんと連絡取れなくなったら仲間が追って来るってので、グレートさんは友人のピュンマ(恋人はジェロたん)に電話して、ピュンマたまの寝泊りの支度のあるアトリエへ逃げることにする。
そこで数日、朝も夜もなくあーだこーだなふたり。
当然ながらハインさんの仲間が追い駆けて来て、建物に入り込んでふたりを一緒に殺そうとする。
一応逃げはするけど、何かもう一緒に死ねるならそれでいいやな感じになるふたり。
建物の外にやっと出て、でもどこかから照準合わせられてるのを知ってて、そこで抱き合ってキスするふたり。1発だけで、一緒に撃たれる。倒れても互いに回した腕はほどかないままとか、そんな。
と言う感じに妄想した、と言う話。ふう。
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