アストラギウス銀河の男どもは、基本的にキリコをひとり占めしたがってて、キリコに抱かれたがってて、でもキリコは、支配もしない(抱かない)し、支配もされない(独占されない)ので、みんなキィィィィって言いながら諦めて、諦め切れずに星と一緒に爆発して、銀河の塵になるしかないそうです。でも冗談じゃなくて、そういう意味で、キリコを支配する気もなければ、独占する気もないシャッコが、結局キリコの傍にいるってそういうわけだよなあ。シャッコは、ある意味唯一、「フィアナを想い続けてるキリコ」を、そのまままるっと抱きしめられる人なのかなあと思った。自分が傍にいるのに、フィアナを変わらず思い続けてるキリコに、特に不満やら不安を抱くことはなく、フィアナ自身がキリコの一部と言う認識で、キリコと言う人を抱え込める人なのかもしれない。だからこそキリコはシャッコを選んだと言うのか。シャッキリは、フィアキリとまた別の意味で、運命だと思うんだ。
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