北海道みたいなところの、ほとんど無人駅に近いような状態の駅舎でジェロたんが駅長してて、もう何でもやる。ちなみに、電車(ってか列車とか汽車のノリ)は日に10本も来ない。そういう駅で、ある冬の日に雪と風を避けて迷い込んで来た白猫ハインさん。まあ他に誰もいないし、いいかって、ジェロたんはハインさんを保護して、とりあえずは駅に住まわせて、懐いた頃には自分の家に連れて帰る。が、元々駅で見つけたし、駅周辺の方が落ち着くかなって、一緒に出退勤するようになる。そのうち、まれーに駅に出入りする人たちに可愛がられるようになって、世話するための費用にって、ちょっとお金とかゴハンとかおもちゃとかもらうようになっちゃう。何もしないのもアレだからって、ジェロたんはそれでハインさんように猫ハウスを作って、ハインさんが心地良いように、出入りする人たちがハインさんを見て和めるようにする。そのうち、ハインさんとジェロたんを見るために、駅に出入りする人が増えるようになる。まあ何だ、駅長さんの帽子かぶって、一緒に写真に写るジェロたんと猫ハインさんとかそういう妄想。ハインさんはちなみに、機嫌が悪いとそっぽ向いてジェロたん以外は無視。でも子どもと赤ん坊には優しい。
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