教官は、みんなにあれこれ伝達をしながら、(たまたま)隣りに立ってるRE5の尻を触るよね絶対。何かもう癖になってるよね絶対。それを見てRE2がすごい不機嫌そうに、「夕べの続きは他でやってくれ、なあグレート」って隣りのグレートを見ながら言うんだけど、RE7は「なんでおれに振るんだよ」って思ってる。ジェットに咎められた教官はにっこり微笑んで、「夕べの続き? は? こんなままごとみたいなことしてるわけがないだろう」ってわざと空気クラッシャーする。ジェロたんもう誰の顔も見れない。フランちゃんは、この面子の相変わらずっぷりを無表情に受け止めつつ、「ああ、早くジョーとふたりっきりの世界に引きこもって誰にも邪魔されたくない」って考えてて、イワンは、またみんながばらばらになったら、ジェロたんとフランちゃんとどっちが自分を連れてってくれるだろうって考えてて、ピュンマは、「・・・そうだった、だからオレは自分の国に帰ったんだった」ってちょっと遠い目してて、張大人は、「任務がきちんと遂行できればナンでもいいアルよ」って思ってて、ジョーだけが現状をまったく把握してない。
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