合田さんと義兄検事は、あれはどっちが受け攻めなんだろう原作者的には。順当に行くなら合田さん受けかなと思いつつも、不器用に攻める合田さんもいいなあ。まあリバがいちばんかな(いつもの結論)。で、当然ながらあの淫靡な関係を54変換しつつ、どっちがジェロたんかなあ、検事=弁護士とか思うと、やっぱりハインさんが義兄でジェロたんが刑事さんかなあとか思ってたんだけど、あのふたりの美味しいところは、「友人の双子の妹と結婚して離婚、その後も妹/元妻抜きの友人以上の関係が続いている元義兄弟」の関係だと思うんだよねー。あの人の書く男同士のヒリヒリした関係って、「ヘテロ男は女性を間に置かないと関係できない」って言う点をものすごくねちっこく描写してるところがミソなんだと思う。何つーか、女性嫌いの言い方になってしまうけど、自分たちの関係を強固にするためだけの女性の存在、と言う、ある意味典型的な。表面上は、「自分が愛した女の兄である男」と言う、あくまで愛情は女性側にまだあると見せ掛けて、実のところ、元妻は結局「大事な友人の双子の妹」だって言う。男同士の関係の方が主なわけだよー。こういうのは、現実のヘテロ男って自覚してるんだろうか。いやそれで54、順当に、ハインさんが検事義兄、ジェロたんが刑事義弟、でもいいんだけど、逆で、ジェロたんが検事で年下なんだけど義兄で、ハインさんがやさぐれた刑事の年上の義弟ってどうだろう。ジェロたんの、年子の妹と結婚してましたよハインさん、みたいな。ジェロたんは妹のこと相当激愛してるけど、ハインさんとどっちか選べって言われたら選べなくて、そうして初めてハインさんへの気持ちに気づいたよ的な。「妹と結婚してこれで家族になれるって喜んだのは、別れがなくなるからだ」って突然気づいちゃうとかねー。まあところがハインさんの結婚は数年でダメになっちゃうわけだがー。これがジェロたん妹の何か「あの人といると息苦しい」みたいな、そういう理由で、別れようかみたいな空気の時に、ちょっと恋に落ちちゃったーみたいなそういう展開で、妹は別れてもう次の人とのことを計画立てて、遠方で自分の人生とっとと歩み始めました、みたいな。ハインさんはそのままジェロたんとの友人関係を続けてて、そっちに支障がないことにほっとしてから、「あれ?」ってなればいいじゃない。元義弟(年上)、元義兄(年下)のふたりが、これからどうやって関係を展開させようって悶々してるといいなと思う。ジェロたんは上司に超優秀ピュンマたまがいて、たまにセクハラぎりぎりな冗談をされたりしてます。あるいは何か、結婚まで行かなくて、ハインさんと妹が婚約→実は私好きな人が!→破局、で、義兄弟未遂でもいいなあ。前にもまったく同じこと言ってたな自分。義兄弟って萌えるよね!と言う話。
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