三国志の人形作家、川本喜八郎氏が亡くなった。あの、神々しいまでに美麗な孔明で、さらに素晴らしい演出と脚本と人形の演技と声優の技量で、三国志に興味のない層を、どれだけあちらの世界へ引き込んだか。あの三国志がなかったら、Juneで天華は連載されず、あれがなかったら、少年愛文学に興味がないままだった人も多いんじゃないかと思う。ある意味、自分のヲタ方向を定めてくれたきっかけでもあるなあと、しみじみ考える。川本氏の三国志でそっち方面の話をするのは不謹慎だと思うんだけど、でもほんとうに、あの人形の美しさは凄まじかった。さて、DVD大人買いの算段つけて来るか。黙祷。
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