食人とかの特殊嗜好なので、一応隠す。ハンニバルで共犯関係の54。
≪ キルヒアイスー!レクターなハインさんのところに、従僕みたいにして傍にいるジェロたん。ハインさんはできたらジェロたんを殺して食べたいんだけど、そうするとジェロたんがいなくなってしまうのでできない。「人を恋うると言うのはこういうことか」と、被害者に対する好ましさが、自分の殺人衝動と食人衝動に合致する、と言う意味合いでしかなかった博士が、初めて、「いとおしいからこそ、殺さず傍にずっと置いておきたい」って思った初めての人、みたいな。愛しい気持ちが、殺して食べたい(そして自分と同化させたい)と言う気持ちを上回る。もちろんジェロたんはハインさんのそういう、尋常ではない恋心に気づくはずはなくて、自分は便利だから傍に置いてもらってるだけって思ってる。ちなみにジェロたんが菜食主義だったらいいかも。何かいっそ、このふたりは、幼少時に生き延びるために、一緒に人の肉を食べた経験があって、ハインさんはそれによって殺人鬼に、ジェロたんは菜食主義者に、とかどうだろう。殺伐とした、狂った愛。