主にCIのZack萌え。後、Zackはシェーンコップ先生では???と言ううわ言。長いのでたたむ。
≪ キルヒアイスー!実を言うと、BobbieとAlexがいなくなってしまったCI、リアリタイムで見てた頃は、ひたすらないわーで全然気に入らず、BobbieがいないCIとかそれ無意味では?とか思ってた。
まあ、Bobbie抜きのCIはCIなのか問題(違)は実際のところ継続中だけど、初めて新刑事としてZack見た時は、何しろ中の人がザ・フライの主人公の人なので、映画館のでかいスクリーンで見るならともかく、テレビの画面で見るのはちょっと違和感と言うか、顔の存在感がでか過ぎるのではと、今回改めて思った。
正直テレビドラマ向きじゃないだろこの顔圧、と言う。長身モデル体型だし。他の俳優さんを同じ画面に収めるのが大変な感じ。
そのせいかどうか、相棒のSerena Stevensがこれもまたモデルかよと思うような長身の女性で、しかも分かりやすくアイリッシュ系と言う設定。美人だけど、Zackとは釣り合いが取れてる感じに薄い系。
Bobbieが長身&体がぶ厚い系&Alexが小柄でキュートと言うので、森のクマさんと赤ずきんちゃんみたいなこのペアと、ちょっと差異をって思った結果の配役かと思うんだけど、個人的にはAlexをCaptainとして残しても良かったのではと思った。
まあでもAlexでは、Zackと対抗するにはちょっとアクと癖が足りないかも。かも。ZackとSerenaの時の課長の女性はかなり押しが強いと言うか、SOBとか言っちゃうし、Alexとはタイプが違う感。好き。
で、このZack、事件関係者の女性を片っ端から魅了する。顔の造作的には、決して美形とかじゃないんだけど、妙に色っぽくて、バランスが奇跡的に取れてると言うか、整ってるとは言わないけど、ハンサムに見える顔立ち(褒めてる)。
こんなに、Loversとか口に出しちゃうのが似合う人滅多といないのでは。
とにかく何か全身すべて、話し方とかも妙に色っぽくて、これは傍に立たれると意味なくドキドキしちゃう人だとか思った。
本人も、自分のそういうの自覚して、積極的に証言とか取るのに使ってるし、でもそれ以上相手に漬け込もうと言う態度は一切なくて、魅了するけど手は絶対出さない、みたいな。それが妙にスマートで、洗練されてると言うか、相当な変わり者と言うキャラはBobbieとまったく同じなのに、Bobbieのそれがエキセントリック、妙な不気味さ、なので近寄りたくない、と言う気持ちに繋がって行くのと対象的に、Zackはだからこそ魅かれると言うか、この人の頭の中を覗いてみたいと言う気持ちにさせる。
分かりやすく言うと、女性に対しては抵抗する術がないくらい魅力的な人だと思う。あらゆる女性が骨抜きになると思う。
で、Zack好き・・・ってなってからふと思ったんだけど、これはシェーンコップ先生では・・・。シェーンコップ先生ほど雄!!!!と言う風ではないけど、女性をきちんと満足させるし、後味のいい別れ方をするし、余韻を残して去って行く、みたいな、アレだ、ハーレクインロマンスのスパダリだ(言い方)。
OVAのシェーンコップ先生にはちょっと厚みが足らない気がするんだけど、多分これは道原鬼畜・・・あそこまで意地悪とか皮肉屋とかではないけど、あの洗練された物腰とか、女性に全然恨まれないやり方とか、女性の方が気がついたらベッドにいました、みたいな早業とか(Zackにそういう描写があるわけじゃないけど、ありだなと言う空気なので)。
まあ、道原鬼畜は、多分女性に対しては強姦とか言うようなことは蛇蝎の如く忌避すると思うけど、まあだからこそ道原ヤンさんに対して、強姦と言う手段すら厭わなさそうとか、道原ヤンさんに対して、これは強姦ですよってはっきり言って、ヤンさんに逃げ道を作ってあげる、傍目には大変分かりにくい優しさとか、そういうのが、あーあーあーあー!!みたいな。
で、ZackとSerenaがいなくなって、BobbieとAlexの戻って来た10季、いやあ、まごうことなきCIだった。
Bobbieは相変わらずお荷物扱いのままで、Zackが変人だけど愛されなのを見てしまった後だと、Bobbieに対する「人間失格」みたいな扱いが見てて辛い。
Bobbieが愛されないのは、Bobbieがそれを拒んでるからじゃないか、あの卓越した人間観察の眼と分析力は、自分が他人から観察されないための壁なんじゃないかと、10季で、仕事で強制的に精神科医と話す羽目になったBobbieを見てて思った。
Bobbieは愛されるとかそういうことは望んでないようには見えるけど、それでも信頼して、安心して依存できる相手は欲しい、とは思ってるんじゃないかなあと思った。
やっぱりCIは、Bobbieの戦略的距離なしと、それで相手を不愉快にしたり居心地悪くしたりして本音を引き出すやり方と、とにかく色々意表を突く他人への対応と、これがないCIはCIじゃない。これがあって初めてCIになるんだって思った。
これを、Zackがやると優雅に、あくまでエレガントに、相手の心の扉をノックすると言う感じになるけど(そして相手は喜んでZackに向かってドアを開ける)、Bobbieがやると、「あれ?なんで扉開いてるの?開けた?開けられた?」みたいな、相手の困惑ばっかりになる。
自分はそういうBobbieを可愛いと思うし、萌えだなあって思うんだけど、世間的にはBobbieはただひたすら変なヤツなのかもしれない。
Zackは犯行現場を調べる女性たちをファーストネームで呼ぶ。恐らく彼はそれが許されて、絶対に不快に思われないタイプなんだと思う。そうやって彼女らに親しみを表して、自分の仕事をやりやすくしてる(相棒のSerenaは、時々それは職権乱用になるのでは?みたいに感じることもあるみたいだけど)。
女性に馴れ馴れしくしても不快に思われない得な愛されキャラ。これはZackの最大の強みだろうし、本人もそれを自覚して使うし、そういうZackが愛されたいのは自分の父親と言う・・・。
Bobbieは仕事関係の人を、戦略以外でファーストネームで呼ぶことは滅多としない。Alexのことは多分今はAlexって呼ぶと思うけど、誰かに親愛を示す時は何か魂胆がある時。
Zackは、そうする方が世の中上手く回るって分かってるから、特に女性には親愛表現を振りまく。Bobbieは自分がそうすると相手を怯えさせるって分かってるから、ほとんど親愛表現と言うのをしない。
こんなBobbieを抱きしめてあげられるのは無印LOのLupoだけ!!! と、突然時空がちょっと歪んだ萌えを吐いて終了。改めて、CI面白い。CIはいいぞ。