すごく下らない、Dioさまとジョナサン、それから承太郎についての妄想。多分長いので本文。
≪ キルヒアイスー!ありえない話だけど、DIOさまはもしかして、自分を殺してくれる誰かを探してたんだろうかと、ふと思ったりして。
自分が死ぬため、というよりも、ジョナサンとちゃんと心中するために、みたいな。
なまじ吸血鬼になって、スタンドまで発現しちゃって、もう世界最強になっちゃったら、誰も自分を殺せないから、どこかに誰か、自分を殺せるくらいに自分を憎んでて、強い誰かがいないかなって、そんなことを考えてたのかなあ、とか。
自分で自分を殺すなんて、そんなことはプライドが許さないだろうから(そして、ジョナサンを自分で殺すのももういやだ、とか)、「負けてやったんだ」くらいの憎まれ口が叩ける相手を、実はこっそり探してたんじゃないかなとか、そんなことをふと妄想。
もちろん誰でも良いわけはなくて、自分を倒すに相応しい相手→ジョースターの血統→ジョナサンの子孫なら自分を憎むだろう→スタンドも発現ラッキー→部下のスタンド使いでちょっとトレーニングしてもらおう→無事エジプト到着なら合格→本番、とか、そういう感じ。
いやものすごくありえない妄想なんだけれども。あのDIOさまが、そんなこと考えるわけもないんだけれど。
でもジョナサン愛しさに、そこまでイってしまそうなDIOさまもいいなあ。
ジョナサンの子孫、承太郎をキレさせるために、大事なカキョたん(これも最初から意図があって仲間に仕立てて、送り込んだ先で寝返るのも全部計算済み、承太郎と親しくなるのも見越した上)を無残に殺して、目の前でジョセフを痛ぶって、とか、全部DIOさまの策!(ジャンルが違います)
んー、だからこそ、DIOさまは、天国へ行く方法なんてのを模索してたのかもしれない。
死んでしまったら、ジョナサンは当然天国だけど、DIOさまは地獄行きって自覚があったろうし、「ジョナサンと心中はいいけど、天国へ一緒に行く方法は!?」って真剣に考えてたのかもしれない。
だからこそ、わざわざノートなんか残したんだろうな。それをプッチに託したのかどうかは、実際はともかくも。実のところ、あれを託す予定だったのは、(自分を殺してくれた)承太郎、あるいはジョースターの血統へだったのかもしれないと、ふと思ったりした。
いろんな人が、DIOさまを愛して、憎んでくれたけど、DIOさまが愛したのは、やっぱりジョナサンだけだったんだろうなあと、あの首の傷を見て思う。