RRsたちが噂してるメイドカフェに、彼らの監視とお付き合いを兼ねて出掛けるFJシェーンコップ先生。自分の好みじゃないなーと思いつつ、はしゃいで騒ぐ部下たちに付き合って、あの子が可愛いこの子がいいとピーチクパーチクしてるのにアーハイハイと相槌だけ打ちつつ、コーヒーは意外と美味しいのに、また来ようかとうっかり持ったりするFJシェーンコップ先生。そして何やら3つ先のテーブル(RRsよりさらに柄の悪そうな連中が数人)が何やら騒がしく、何かおとなしそうなメイドさんに絡むヤンキーの群れ。メイドさんは素っ気なくあしらってるけど、連中全然引かない。まあ、コーヒーが美味いのを台無しにされたくないからと、のそっと立ち上がってそのテーブルへゆくシェーンコップ先生。メイドさんの後ろに立っただけで途端に静かになるヤンキー連。メイドさんは何だろこの人と後ろを振り仰ぎつつ、特に何も言わず、FJシェーンコップ先生も黙って立って彼らを見てるだけ。彼らはこそこそ耳打ちし合って、ポケットからそれぞれお札を出してテーブルに放り、舌打ちしながらふたりの傍をすり抜けてお店を出て行く。そこにやっと店長がやって来て、メイドさんに、君困ると騒ぎを起こしちゃとか言う。そしてシェーンコップ先生には、申し訳ありませんとか言いながらテーブルに戻るように促して来る。「別にこの人が騒いだわけじゃないでしょう」って店長に言ってからテーブルに戻るシェーンコップ先生。その後RRsがお店を出る時に、当然のようにシェーンコップ先生が全部払うんだけど、レジがさっきのメイドさんで、シェーンコップ先生がお金を渡すのにおつりを返しながら、「さっきはどうも。おかげでここを辞める決心がついた」ってぼそっと言って来る。「辞めて他にアテがあるんですか」「ないけど、何とかなるよ」って淡々無表情に言うメイドさん。ちなみにメイド姿は似合ってるかどうかはともかく、シェーンコップ先生は好みだなって思ってました。「・・・助けになるかどうか分かりませんけど、よかったら」って自分の会社の名刺渡すシェーンコップ先生。後日メイドさんが、ヤン・ウェンリーと名乗って履歴書持ってやって来て、いわゆる土建会社だけど、力仕事無理、接客無理、営業無理、事務仕事無理、でも仕事の采配させたらばっちグーで採用されて、その後ふたりはラブラブになります。コプヤンのお約束だから。オチはない。
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