長渕剛の激愛、なぜかものすごく好きな曲なんだけど(録音スタッフ見たら納得だったけど)、なぜか自分の中では、藤さん人見さんソングで、まあ藤さんがほとんど妄想に近い感じで人見さんともう心中しちゃってもいいかな、一緒に死ねたらいいのにみたいに思ってるみたいなそういうので、そこへ至るのにFade Away(Neilの作詞)があって、Vowの曲にも関わらず、自分にとっては藤さんの人見さんへもどうしようもない片思いの心境の曲になってたりして(もしかしたら、Neilは藤さんのことを知ってて、それを自分目線で自分の身に置き換えて描写したのかもなどと妄想)。まあ何か、セックスと心中と言うのは極めてよく似ている、セックスにおける絶頂(男性限定の射精と言う現象)は仮死の感覚なんじゃないかと思うと、セックスのたびに心中してるんだなって思うとか、ありありだなとかそういう。そういう感じで、一種死を玩ぶ、玩んでると言う自覚があると言うのは嫌いじゃない。その点で、自分の萌えは74に直行しちゃうんだけど、そういう仮死に導いてくれるグレートさんにハインさんはひそかに感謝してて、同じように、自分にその仮死を味あわせてくれるハインさんを、文字通り(自分だけの)死神だなって思ってるグレートさんとか、そういう74。死ねないふたりがセックスと言う仮死を通して死を玩んでるって言うことに対して、罪悪感もあれば同時に自分たちと世界に対する皮肉として嘲笑いたい気持ちもあるふたり、みたいな。口にはしなくても互いにそう思ってることを知ってる、と言うような74。まあ、うっかり人見さんに向かって激愛しちゃって成功しちゃった藤さんの墓前に参る、バカだよね藤田くんとか言ってる広川さん、みたいな結末になる脳内。でまあ、死が日常と化してる軍人同士のコプヤンは、現実の死への恐れ(死そのものよりも、それによってふたりが離れ離れになると言うこと)から目をそらすために、ああ自分たちがしてるのはまるで心中の真似事みたいんだなって思うとか。心中の真似事なんてうそぶけるのも、今確かに生きてるからだなって思うとか。激愛と言うのは、そういう風に萌えさせてくれる曲だったりする(そして脳内ではFade Awayとペア)。
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