RE話で、あの292な物語を242で全否定妄想してみた。そういうわけで、ナチュラルにREをまるっとdisる結果になると思うので、閲覧大変注意。
≪ キルヒアイスー!いやようするにアレって穏便、別CPverの門松だよねー?って思って、それならいっそ最初から24の方がわかりやすくね?と思って。
そもそも、2と9の確執ってのが30年近くも尾を引くようなアレだったのか?と言う辺りで疑問だったので、何かもういっそ愛憎劇の方がわかりやすいよねと。ようするに24で。
いやだから、ギルモア博士がそもそも、老いのせいだろうとは思いつつ、我が子のようと言った彼らを、あんな風に扱うかなあと。
特に平成なんて、ジェットを息子扱いで特別扱いだった気がするし。
むしろそういう冷血はイワンのキャラじゃね?とつらつら考えてて、2と9で対立するより、そういう実利主義の冷血イワン対他のメンバーの方が、物語的には現実的じゃね?みたいな。
東西冷戦が終了しかけて、どこかに身売りしないとってことになって、誰をどこに?ってことになると、当然ながら中東かアメリカかロシア系かってことになると思うんだけど、イワンなら、次の、少なくとも十数年はどこの国が覇権取ってひとまず軍事予算的に安定してるか、予想できないわけないと思うので、その辺りで、「アメリカだなーじゃあジェットー」みたいに、彼の脳の中ではあっさり結論が出たんだと思うの。
でもそれを、メンバーに飲み込ませるのが大変なわけでさー。
だからそこで、「じゃ004、キミ、ソ連(当時)に身売りしてくれる? みんなの為だよ。ところであそこはユダヤ系の研究者が多いから大変かもね」ってちくっと刺して、当然即答はしないハインさんが、ものすごい渋々受け入れようとしたら、当然ジェットが嫌がるに決まってるじゃないか。
「ハインリヒをソ連に送るなんてキチガイ沙汰だ!」
「でもそうしないと、みんなのメンテ費とか研究費とか出ないし、ソ連に恩を売っておくのは悪いことじゃないよ。」
「ダメだ! それならオレがアメリカに行く! オレはアメリカ人だし、アメリカ市民を悪いようにはしないはずだ。」
と、ここで、当然アメリカに反応してジェロたんが、じゃあ自分はどうだって控え目に言うんだけど、イワンにばっさり、
「キミはダメ。ネイティブアメリカンなんて人間扱いされないから、使い捨てにされるのがオチだよ。それじゃボクらが困るんだ(それにジョーとフランソワーズが大っぴらに付き合い出したら、他に誰がボクの面倒見てくれるの)。」
とかまあ、そういう胸の悪くなるようなやり取りがあって、みんなイワンの言うことに反発しつつも、最大の救済のための最小の犠牲に目をつぶると言う現実の前に黙るしかない。
ジェットはめでたく兵器としてアメリカに売り渡されて、当然最高機密として、最初の数年はほぼ監禁。その間に研究もされて、向こうで勝手にいじくられる。
一応身売りの段階で、多分、ジェットを使い捨てにしたりせずに大事にすることって言う程度の確約は取り付けてたと思う。
ジェットを改造したり、兵器として使ったり、研究材料にするたびに、イワン側にお金が入る的な。最初の身請け金は当然として。
大統領が変われば軍の方針とか予算も微妙に変化があるので、ブッシュ時代とか超優遇されたと思うけど、クリントン時代とかは、兵器としては優遇されつつも、予算的にはアレだったような予感。改造とかあんまりなくほぼ放置とかね。
湾岸戦争とかに大っぴらに使える状態(軍は使いまくりたかったと思われ)ではまだなかったろうし。
でまあ、911辺りから、アメリカは世界の正義面であちこちでしゃばり出して、しかも被害者(棒)なので、もう堂々とジェットを使う。
身売りされた身では逆らえないジェットと、ジェットの使い道についてはまったく反論のないイワンと、あんまりなジェットの姿に憤りを覚え始める他のメンバーたち。特にハインさん。自分のためにジェットが犠牲になったと思ってるので。
この辺から、イワンに対して他メンバーたちが不満を隠さなくなる。ギルモア博士は板挟みで大変。
で、ぶっちゃけ、2か4をどこかに身売りに、と言う辺りから、イワンは実は神の声を聞いてたんだよ、その声に従って、世界を大戦争へ導く流れへ持って行ったんだよ、みたいな流れとか。
REのサミュエルがイワンで、って感じに。
で、途中で、恐らくは主にはフランちゃんの捨て身の説得(そしてギルモア博士。ジェロたんももしかしたらキレたかも)でイワンは洗脳が解けて、あの核兵器攻撃を止めるためにジョーをテレポートして、ジェットにも援護を頼む、みたいな。
そこでやっとイワン含めた全員が、悲しい状況だけれど和解したよ、みたいな。
とか言う、REを全否定な24物語を妄想してみた。
いやだって、イワンてそういう実利主義、現実主義なキャラだし。脳のストレスで神の声がどーのって言うなら、あの中でいちばんストレス感じてるのはイワンじゃね?
イワンは、世界を救うために少数の犠牲は仕方ないって人だし。
とりあえず監禁状態のジェットの様子を把握しておくために、代表としてグレートさんは英国情報部に、アメリカ側(そして世界情勢すべて)の情報収集のために入り込んで、そのうち義理で始めたスパイで身を立てる羽目になって(そうなると、情報部がもう自由になんかさせないし)、イワンにだけ情報握らせておくのは上策じゃないと、ハインさんもグレートに倣って自国の軍関係に半身売りで、一方何かもうそういうのに全部嫌気の差したピュンマたまは、政治にも軍にもまったく関わりのない考古学の道へ。
ジェロたんはイワンのやり方に反発を覚えつつも、イワンが確かに赤ん坊という弱者であることは否定できないので、フランちゃんのためにも、黙ってそこへとどまるよっと。
ジョーは基本フランちゃんの傍へいつつ、イワンがこれ以上暴走しないようにひっそり目を光らせてるって感じで。
張大人は、これ以上仲間が身売りさせられないように必死でお金を稼ぐよ!
ギルモア博士は、仲間割れ状態に疲れ切っていろいろ投げやり。コズミ博士と一緒に隠居状態。
とかまあ、色々妄想した。
宇宙へテレポートは、当然ハインさんが志願するんだけど、「加速装置がないと無理だ」ってジョーに言われて断念。
で、ジョー支援にジェットが飛んだと知ると、今回はフランちゃんじゃなくて、ハインさんがイワンに食って掛かる。
「俺をあそこへ送れ! ふたりだけじゃ帰還は無理だ!」
「もう手遅れだよ004。」
と、本気で悲しそうにうなだれるイワン。
ジョーのことを心配しつつ、ハインさんの頭の中はほぼジェットでいっぱいです。
とりあえずジェットの献身にジョーは、メンバー代表で感謝しつつ、こんなに世界とそこに住む人間たちを思ってる人間がいるのに、人類を滅ぼそうとするのは愚かだとか何とか、神に話し掛けるといいよジョー。
せめてジェットを助けるべきだとか言っちゃうといいよジョー。
最後はどこ落ちまんま→イワンとみんなの愛パワーで2と9を何とか捕獲してテレポート→目が覚めたら体は一応直ってました、ジェットとアメリカ政府は縁切りさせました、さあまたみんな仲良く暮らそうぜ、2と4はカナダに一緒に行くらしいよ、みたい、何かもう全部混ぜちゃえばいいじゃない。
イワンは、フランちゃんに、
「ボクがあのふたりをテレポートしようとした時に、何か自分だけのものではない力を感じた(神の助け?)ような気がする。」
とか言って、フランちゃんが、
「それはきっと、世界みんなの力よ。」
とか空を見上げつつ微笑んで終わり、みたいな。
あー全部吐いてすっきりした。妄想捏造失礼しましたー。