フェルナーは何かすごく当然の顔してクリスマスにオーベルシュタインのところに来そう。ってか、準備のお手伝いーとか言いながら色々抱えてやって来て、え?旦那さまに頼まれた?みたいな顔されるのにそうですって言う顔を平然として(はっきりそうだとは言わないけど)、クリスマスツリーを飾ったりプレゼント並べたり色々。オーベルシュタインが帰って来て、なぜここにいる?ってあの顔で訊くけど、フェルナーは全然動じずに、「まあまあいいじゃないですか。こういうことは人数が多い方が楽しいでしょう」とかあの顔で言う。オーベルシュタインは物好きなヤツだくらいにしか思わない。「こんな日に上官と顔つき合わせて何が楽しい」って言うと、「ごますりは小官の十八番ですので」とかしれっと答えるとかそういう。フェルナーがちゃんとわんこの分のプレぜントも用意してるのでオーベルシュタインはまあならいいかって受け入れちゃうとかそういう。こんなにごますりの似合う輩も珍しいとか思いながら、イブの夜泊まって、クリスマス当日の朝に一緒にプレゼントを開けます。もう家族でいいんじゃないかな。
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