シェーンコップ先生は何と言うか、生きると言うことにはそれほど執着はないけど、色々美学のある人なので、死に様とか死に場所的なものにはこだわりがあって、下らない死に方はしたくない=死にたくない、と言う風に外には見えてたのかもなあと思った。んで、ヤンさんと出会って、ヤンさんを自分の死に場所と決めて、ヤンさんを守るのが自分の生き甲斐、ヤンさんを護って死ぬのが自分の死に甲斐だから、今度は積極的に、死ねない、ヤンさんのために死んでたまるか、と言う風になったのかもなと。同時に、ヤンさんのための死なら、どんな死も犬死でも無駄死にでもなくなる、と言う安心感、と言うような。
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